人生にハリがない

1日目:ぬるっと始める

つい先ほどまで、ネットサーフィンをしていました。


具体的に何を調べていたかについては細かく書くと恥ずかしいので割愛しますが、とにかくGoogle Chrome曰く「1日1本、800文字の文章を100日書き続ける」という遊びが、ある界隈で一昔前に少しだけ流行したというのです。まあ、この内容だけで僕がどんなことを検索していたかなんとなくわかってしまうのですが、ともかく、これ僕でも案外いけるんじゃないの?と思ったのです。


といっても元ネタは“800字以内で短編小説を毎日書く”というわりかしハードな内容で、今自分がやっているハナクソじみた無価値なエッセイもどきとは比べ物にならない労力なのですが。それでも、毎日ちょびっとでも文章を書くというのは、ブログを始めてから何度もチャレンジしようとしては挫折したことなので、いい機会だしやってみたい。なんかふとやってみようかなという気になって、こうやって始めてみて、ここまでスムーズに書けている。この流れを活かすしかない。金村美玖を推すしかない。


そんなわけでいっちょ書いてみっか、とこのブログを久々に開いてちょろっと過去の記事を読んだのですが、もう肩肘張って面白いこと書こう、書こうと力んでいる滑稽さときたら。そんで大して面白くねえしな。ひどいもんですよ。だいたいね、僕は仕事で文章を書いたり読んだりしているので、こんなところで頑張る必要なんかないんです。ライターを始めて、自分がつまらない人間だという事実を突きつけられて、愕然として編集側に回った敗北者なんですよ。なんもおもんない。ウマ娘でなんぼやってもショボ娘しか作れんとか、近所の業務スーパーで冷凍揚げナスがずっと品切れで悲しいとか、そういう慎ましやかなことだけ書ければいいんです。おもんない奴は上を見るな。功名心を出すな。誰も見出さねえよ。


毎日PCに向かって文章書くっていうのは結構しんどくて、例えば最近よく夜通し外で酒を飲んだりしますし、そうでなくとも毎日同じ時間に決まったことをするというのが苦手な人間なので、おそらくひと月持たない気がしていますが、せめて一週間は続けたいですね。でも10日続いたらもう惰性で100日完走できそうな気もする。あとそもそも昔「あんまり頑張りすぎず、細々と書いたいきたいですね」みたいなこと、このブログで書いた気がする。記憶が正しかったら恥ずかしいから読み返しませんが。というわけで100日間頑張って、随筆もどきでも書こうと思います。かっこいいね、随筆だってさ。